長崎市の『崇福寺』では中国から移り住んだ華僑によって受け継がれている『中国盆』が行われています。毎年旧暦の7月26日から3日間行われる『中国盆』。

宗教宗派を問わず全ての霊を寺に招き慰める中国式の盆祭りで、中日の11日は霊を呼び込む読経が行われました。

長崎市ではおよそ380年の歴史があり、明治期以降は中国・福建省から移り住んだ華僑の菩提寺『崇福寺』で行われています。最終日の12日夜は霊たちがあの世で不自由しないようお金に見立てた「金山・銀山」を燃やし、にぎやかに霊を見送ることになっています。