今月2日、大村市の陸上自衛隊竹松駐屯地内で、建設中の建物から転落した70代の大工の男性が、12日未明、搬送先の病院で亡くなりました。

亡くなったのは、雲仙市小浜町に住む71才の大工の男性です。

警察によりますと、男性は今月2日午前9時すぎ、大村市富の原の陸上自衛隊竹松駐屯地内で建設中だった建物から、約4メートル下に転落したということです。

男性はヘルメットをかぶっており、救急隊が駆け付けた時には受け答えができる状態でしたが、12日未明、搬送先の病院で亡くなったという事です。

警察の調べによりますと、男性は建物2階の天井部分で作業中で、鉄筋の骨組みが支えるベニヤ板の上を通った所、その骨組みが曲がり、空間ができていたためベニヤ板が抜け、転落したとみられるということです。

警察で転落の原因についてさらに調べています。