ことし6月下旬の豪雨で被害を受けた富山県立山町の復旧に一役買おうと、姉妹都市から助っ人がやってきました。

派遣職員として立山町にやってきたのは、愛知県犬山市の職員・又部和也さん(37)です。

又部さんが働く犬山市は立山町と姉妹都市の関係で、ことし6月から7月の記録的豪雨による災害復旧の協力を犬山市に打診したところ、又部さんの派遣が決まりました。

又部さんはおよそ2か月間、国の災害査定に向けた設計書の作成などを担当。10月末には犬山市からもう1人の職員が駆け付け、立山町の職員をサポートします。

ことし6月の豪雨では少なくとも農地・農業施設で127か所、林道で170か所が被災しましたが、災害復旧はいまだ手つかずのところが多いといいます。

愛知県犬山市から派遣・又部和也さん「大変大きな災害を受けているのを目の当たりにして、これはもうなかなか骨が折れるような復旧だと思いますので、姉妹都市としてお力になれることがあれば、私も精一杯頑張りたい」