全国で始まっている自殺予防週間にあわせ11日、富山駅でも県職員らが相談ダイヤルなどを記したチラシを配り、悩みを抱えたら1人で抱え込まないで相談するよう呼びかけました。

富山駅の南北自由通路では、朝の通勤通学時間に合わせて富山県の職員らおよそ20人が相談先を記したチラシやポケットティッシュを配りながら「1人で悩みを抱え込まないで専門機関に相談してほしい」と呼びかけました。

警察庁のまとめによりますと、富山県内の自殺者数は去年1年間で211人と前の年から11人減少している一方、人口10万人当たりの自殺者数は全国で9番目の多さとなっています。

県では悩みを抱えている人を対象に「こころの電話」で相談を受けつけていて、自分が悩んでいる時だけでなく、身近な人が悩んでいる場合でもまずは相談してほしいと呼びかけています。