ロシアのプーチン大統領と北朝鮮の金正恩総書記の会談に向けた調整が進められる中、国境沿いにあるロシア側の駅を北朝鮮の視察団とみられるグループが訪れたことがJNNの取材でわかりました。

地元関係者によりますと、北朝鮮の視察団とみられるグループは10日、北朝鮮との国境に近いロシア側のハサン駅を訪れたということです。

胸に北朝鮮のバッジをつけていて、金総書記が特別列車でロシアに入るための最終的なチェックを行っている可能性があります。

駅では、清掃やペンキを塗るなどの作業が続けられているということです。

また、ウラジオストク駅では清掃作業のほか、警察当局が周辺を警戒する様子が確認されました。

プーチン大統領は11日にウラジオストクに入る予定で、会談に向けた動きが注目されます。