■MLB レッドソックス 12ー13 オリオールズ(日本時間10日、フェンウェイ・パーク)

オリオールズの藤浪晋太郎(28)が敵地でのレッドソックス戦で登板。1回2/3を完璧に抑えて、今季7勝目を手にした。

オリオールズは7対6と1点リードの5回裏、1死一、二塁のピンチで3人目として藤浪をマウンドへ送った。最初の9番・C.ウォン(27)の時にダブルスチールを決められ1死二、三塁のピンチを広げるがウォンを158キロのストレートでライトフライ。1番・A.バーデューゴ(27)を149キロのスプリットで一、二塁間、深いところへのセカンドゴロ。藤浪はすぐにカバーに入り、最後は体を伸ばし送球を受けると倒れこみながらもしっかりベースを踏んで、無失点に切り抜けた。

6回裏もマウンドに上がると2番・R.デバース(26)を158キロのストレートでサードゴロ、3番・J.ターナー(38)は143キロのカットボールでサードゴロ、4番・T.カサス(23)には全球ストレート勝負、最後は161キロのストレートで空振り三振。1回2/3、24球を投げ被安打0、奪三振1、四死球0、失点0と完璧に抑えた。藤浪の好投もあり、オリオールズは7連勝を飾った。

日米通じて初となる藤浪との対戦はならなかったがレッドソックス・吉田正尚(30)は6打数3安打、今季12度目の3安打で打率は.293となった。