2023年3月、長崎県立壱岐高校の男子生徒が行方不明となって亡くなり、運営面が課題となっていた離島留学制度について、長崎県は、7日、改善案を示しました。

長崎県は、離島留学制度を利用していた壱岐高校の男子生徒が行方不明となり遺体で発見されたのを受け、制度の課題を洗い出す検討委員会を3回にわたり開いてきました。

それを踏まえ作成した改善案を、7日の定例教育委員会で報告。

●生徒や里親に対するサポート体制の強化 ●受け入れ体制の見直し ●地域全体での見守り の3点が柱となっています。

長崎県教育委員会 中崎謙司教育長:「いずれも生徒目線に立って方向性を示していただいた。我々もこれをしっかりと受け止めて具体的な実効性のある施策となるよう関係者と協議を重ねて必要な措置を講じてまいりたい」

改善案は、9月中旬までをめどに、長崎県教育委員会のホームページで公開されます。