この夏、熱中症で救急搬送された人は富山県内で708人と去年より190人増え、統計を取り始めた2018年以降の最多となりました。

富山県内で5月から8月末までの4か月間に熱中症で救急搬送された人は708人でした。

去年の同じ時期より190人増え、統計を取り始めた2018年以降、最多となりました。

症状別では重症が13人、中等症が250人、軽症が444人で、死者も1人出ています。

気象台によりますと富山で8月の平均気温が30℃を超えたほか、富山空港では猛暑日が24日間あり、2018年の最多日数を更新しました。

今月も残暑が厳しいことから県は「熱中症とみられる症状が出たらためらわず救急車を呼んでほしいと」しています。