岩手県花巻市で8日、伝統の「花巻まつり」が4年ぶりの通常開催で始まりました。神輿のパレードが復活したほか、豪華絢爛な山車が市の中心部を練り歩きました。

400年以上の歴史を誇る「花巻まつり」は、新型コロナウイルスの影響で2020年と一昨年は2年続けて中止となり、去年は規模を縮小して行われました。通常開催となった今年は初日の8日、4年ぶりに23台の神輿が市中心部の通りをパレードしました。また祭りの呼び物「風流山車」も10台が練り歩き、歌舞伎の演目やおとぎ話を題材にした山車が夕暮れの街を彩り、訪れた人たちを楽しませました。「花巻まつり」は9日、パレードに加え、午後4時すぎから鹿踊りの演舞が行われます。「花巻まつり」は10日まで開催されています。