新潟市内の幼稚園で、園児が植えた「アイ」を使い、親子で藍染めを行いました。

子どもたちが手に持っているのは、タデ科の植物「藍(アイ)」です。
新潟市東区の県立幼稚園で、年少から年長の園児25人が親子活動の一環で藍染めを行いました。


使われた藍は年長の園児が4月に植えたもので、猛暑の影響で生育が心配されましたが、しっかりと葉を付けました。


園児らは手や顔を藍色に染めながら、保護者と協力して葉から汁を絞り取り、布を綺麗に染め上げていました。

「もみもみしてるのが楽しい。緑色(藍色)のところがきれいな色になった」
「年長さんなので最後にみんなで思い出に残るものが作れればいいなって思って、幼稚園の思い出も大事にしていきたい」

新潟県立幼稚園は、来年度いっぱいで閉園する予定で、きょうの藍染めは児童らにとって大切な思い出となったようです。