厳しい残暑が続いていますが岡山県北は収穫の秋を迎えつつあります。津山市で、小学生が自分たちで田植えをした水田を守ろうとカカシを作りました。



弥生小学校の2年生と5年生が地元の高齢者の指導のもと挑戦したかかし作りです。

6月に自分たちで田植えを行い、稲穂が垂れ下がり始めた田んぼを鳥などの食害から守ろうというものです。

市内では一部の田んぼが黄金色に染まり、すでに収穫も始まっています。まだまだ残暑が厳しい中でも秋の訪れを感じさせてくれます。


2年生は木の骨格を新聞紙などで肉付けした1本足のカカシを製作。5年生は骨格に針金を使うことで関節が自由に動くカカシを完成させました。

(5年生)「難しいところもありましたが、みんなと協力してできたので楽しかったです」

(5年生)「カラスとかスズメとか鳥に米を食べられないようにちゃんと役割を果たしてほしいです」


カカシの設置は日曜日(10日)までに終える予定で、来週にはユニークなカカシが子どもたちの田んぼを見守ります。