「3Dホログラム」を世界で初めてお札に採用

(記者)
「新しい紙幣はすかしが細かくなったうえに、世界で初めて3Dホログラムが使われています」

「すかし」は、現在流通しているお札までは無かった、肖像の背景にも細かい模様が入っています。また、傾けると肖像が立体的に浮かび上がり、動いているように見える「3Dホログラム」が、世界で初めてお札で採用されました。


ほかにも、数字のサイズをこれまでより大きくしたり、インクを高く盛って、指で触ると凹凸でお札の種類を判別できるマークも大きくしたりと、どんな人にもわかりやすいデザインを目指しました。


新しいお札のデザインに街の人は…

(街の人)
「結構変わるなという感じ。色合いとかも」
「藤の花とか浮世絵がかわいい」
「文字が大きくなったり、すかしがしっかり入ったのがい良い」


この新しいお札は来年3月末までに1万円札と5000円札、1000円札であわせて45億3000万枚が印刷される予定です。