昨年度、富山県内の児童相談所で児童虐待について対応した件数は1044件でした。これは統計開始以降2番目に多く、虐待者のうち最も多かったのは実の母親でした。
富山県内の児童相談所が相談や通告を受けて指導や措置などを行った昨年度の件数は1044件に上り、1990年度の統計開始以降過去2番目に多く前の年度に比べて150件増えています。
相談内容については心理的虐待が588件と半数以上を占め、次いで身体的虐待が239件などとなっています。

また、虐待者の内訳は実の母親が最も多く557件、実の父親が413件など両親が上位を占めます。

県では関係機関との連携を強化し児童虐待の予防と早期発見・対応に努めたいとしています。
