記録的な少雨で干上がってしまっていた、富山県魚津市などを流れる一級河川の早月川。県内でもようやくまとまった雨が降り、もとの清流を取り戻すことができたのでしょうか。

加賀谷 悠羽記者:「まとまった雨が降り、枯れていた早月川に水が戻りつつあります」

この夏の少雨の影響で魚津市などを流れる早月川は、7月23日からおとといまで46日連続で水位がゼロとなっていましたが、6日まとまった雨が降った影響で、河口から9.8キロの蓑輪で9センチ、河口から3.8キロの月形橋で12センチの水位が観測されました。

県新川土木センターによりますと水位0メートルの期間がこれだけ長く続いたことはないということで、下流域はまだ干上がった状態が続いています。

魚津市は先月農業用水の水量不足が懸念されるとして、農林水産課内に渇水対策本部を設置。

現時点で農作物などの被害は明らかになっていませんが、農家に適切な水の管理を呼びかけています。