ハードな筋トレ、そしてこだわりの食事

2023年8月の大会に向け後藤アナが実践したのは、前年9月から23年2月までを増量期間とし、目いっぱい食べ、トレーニングも週3回だったものを週5・6回とハードなものにしました。

さらに、急激な減量で失敗した前年の轍を踏まないために、3月から8月までを減量期間に定め、通常1日3000キロカロリー摂取していた食事を、徐々に減らし直前には1日1800から2000キロカロリーまでもっていきました。

カロリーを減らすだけでなく、食事では三大栄養素のタンパク質・脂質・炭水化物の摂取を、それぞれ25%・15%・60%としてバランスに気を配りました。食材も鳥の胸肉、牛肉の赤身、アスパラガス、ブナシメジ、ピーマンなどに絞り、食べる前には食材1つ1つ、グラム数を計るという徹底ぶりでした。

後藤アナ:
「毎日食べるものが一緒なんですよ。変化がないっていうのがつらかったですね。特に甘いものが大好きなので、甘いものを食べられないというのが一つストレスにはなっていました」

摂取カロリーが消費カロリー下回る状態で、強度を落とさずに筋トレを続ける日々が半年続き、2月末に76キロあった体重は、大会直前に63.8キロまで絞り込まれました。課題だった筋肉も・・・。

後藤アナ:
「足りなかった筋肉の大きさも、自分では、今回はいったと思いました」