ブラジル南部を襲ったサイクロンの影響で、これまでに31人が死亡、2万5000人以上が避難しています。

ブラジル南部では4日から5日にかけサイクロンが直撃し、地元メディアによりますと、6日までに31人が死亡しました。

川の氾濫や豪雨による被害はリオグランデドスル州などで大きく、ムスン市では病院や学校を含む街全体の85%が浸水。電気や水道、交通網など生活インフラが遮断され、15人の死亡が確認されています。

また、サンタカタリーナ州では時速110キロの強風によって倒れた木が車を直撃し、男性1人が亡くなりました。

このサイクロンの影響で、60都市の2万5000人以上が一時的に安全な場所に避難したということです。