立憲民主党の泉代表と日本維新の会の馬場代表は、取りざたされている国民民主党の連立政権入りについて、否定的な見方で一致しました。

泉代表と馬場代表は6日、BS-TBSの「報道1930」に出演しました。

国会内での共闘から一転、両者の関係は悪化し続けていますが、この日も泉氏は、馬場氏が他党をしく批判していることに対し「党が違っても主義主張が違っても、お互いに認め合わないと外交も内政もできない」と牽制。

これに対し馬場氏も、立憲の国会対応について「足を引っ張ったり、スキャンダルを追及するようなことを国民が求めているとは思えない」と批判しました。

一方で、国民民主党の連立政権入りが取りざたされていることについては。

立憲民主党 泉健太代表
「(国民民主党が連立政権入りしたら)その選挙区には野党の候補者が消えてしまうので、我々としてはやっぱり野党の候補者を立てなければいけないですね」

泉代表はこのように述べ、国民民主党が連立政権入りした場合は、対抗馬を擁立する考えを示しました。

日本維新の会 馬場伸幸代表
「もう時すでに遅しだと思いますね。やっぱり去年の予算案に賛成した直後に連立入りをするというのが絶好のタイミングだったと思うんですね。一年経って今年の予算案には反対と対応が逆になってるわけですよね」

馬場代表はその大義に疑問を示すなど、国民民主党の連立政権入りをめぐっては否定的な見方で両者が一致しました。