しみず皮膚科医院 能美晶子 院長
「1種類は生ワクチンで1回打てば良いのですが、予防効果が5~7年程度と言われています。打っても少し発症している方がちらほらありますが、重症化は防いでいると思います。
もう一つは不活化ワクチンで、2回打たないといけないんですけど、予防効果は10年ぐらい、かなりしっかりあると思います」

発症予防効果に加えて、価格もおよそ5倍の差があるということです。

帯状疱疹予防への関心が高まる中、鳥取県江府町では、今年5月から帯状疱疹ワクチンの費用を一部助成する取り組みを始めました。

ワクチンの種類は「シングリックス」で、本来だと1回2万円以上するところ、5000円の個人負担で接種が可能となります。

5月にスタートして8月末までの4か月で、すでに町民140人以上がワクチン接種したということです。

しみず皮膚科医院の能美医師によりますと、50歳以上の人に加え、免疫機能が低下し帯状疱疹を発症する可能性が高い18歳以上の人は、かかりつけ医と相談した上で接種を検討してほしいということです。