長崎港に面する『長崎市元船地区』のあり方を検討し、整備構想をまとめるための検討会議が開かれ、新たに整備する施設の配置案が提示されました。
ドラゴンプロムナードは撤去される計画です。

長崎の海の玄関口にあたる『元船地区』の整備について、行政や地元自治会、観光・海運関係などの委員らで検討する2回目の会議。
整備の軸は「港湾機能」と「観光・交流機能」を充実させることです。

配置案では『ドラゴンプロムナード』など、荷捌きをする『上屋』を撤去し、新たに設置し直すほか、西側に『新たな岸壁と可動橋』を整備します。

また、『ドラゴンプロムナード跡』や『ターミナル駐車場』の場所に『にぎわいを生み出す施設』を整備します。

『長崎港ターミナル』は現在のものを活用。『大波止ビル』は撤去して、おくんち広場を中心とした広場空間を充実させる計画です。

長崎県土木部港湾課 松本 伸彦課長:
「スタジアムシティであるとか、駅前再開発であるとか、(松ヶ枝の)2バース化、その中で言いますと(元船地区は)ちょうど真ん中に位置して、貴重な場所になると思っております。

地域とのつながりを持ちながら、にぎわい交流の拠点となるような施設になっていければ」

今後、民間事業者に聞き取りを行い、どのような施設を整備するかなどの参考にし、次回の会議で整備スケジュールなどを決める方針です。