2025年春の開業を目指している新しい広島駅ビルの2階と3階部分が、報道公開されました。

JR西日本 広島駅ビル 伊豫田裕 工事長
「座っていただいている前まで電車が入ってきます。かなり人気のスポットになるのでは」
公開されたのは、広島駅ビルの2階・中央アトリウム広場と、3階・雁木(がんぎ)テラスです。
広島駅の再開発は、JR西日本と広島市・広島電鉄が進めていて、「広島の玄関口にふさわしい顔とにぎわい作り」を目指しています。

2階部分で関係者が手を振っている場所に路面電車が入ってきます。

JR西日本 広島駅ビル 伊豫田裕 工事長
「両サイドからにぎわいがある空間になると思います」
広島市 松井一実 市長
「電車博物館!」
広島電鉄 椋田昌夫 社長
「生きた!」

3階の雁木テラスは、水辺にせり出す雁木をイメージにしています。今回、完成イメージのために製作されたモックアップが初披露されました。

松井一実 市長
「独占しないように滞在時間を決めないといけない!?」

待ち時間を公園で過ごすようにとデザインされました。
松井一実 市長
「公共交通を通じて色合いなど平和を発信するビルができるということで。着実にだ円形の都心作りが進んでいることに感無量です」

広島駅新駅ビルは地上20階・地下1階で、2025年春の開業を目指します。