母・直美さん:
「いろいろ相談してくれるから安心しとるよ。うれしいことも悲しいことも嫌なことも、いろいろ話してくれるじゃん、その日のうちに」
宮澤さん:
「その日に発散しないと駄目な人間だからね、私が」
母・直美さん:
「だから安心しとるよ」
宮澤さん:
「ありがとう」

両親も遠くから応援しています。


父・修さん:
「一般企業の厳しさというのを、民間企業の厳しさというのを肌で感じていて、それをすごく言ってくるので、この出向は本人にとってもプラスになっているんじゃないかなと」

宮澤さん:
「いつもこんな会話をしないので、本音を聞けてうれしかったです」

宮澤さんには、東京で高森町をPRするイベントを開くという使命も課されています。

店主:
「ネットに出てこない情報というのもやっぱりあると思うからそこは地元の人の強み」
宮澤さん:
「高森町の生産者さんだけが知ってるとか、役場が持っている情報とか。そうだね」

イベントを開く店に足を運び、担当者と打ち合わせます。


宮澤歩夢さん:
「絶対成功させたいイベントではあるので、東京で高森の食材をPRしました。これだけの大勢の人が東京で高森を知ってもらうために集まってもらいましたという実績とかも帰った時に話したいなとか。これが少しでも高森町の恩返しになれるなら、頑張りたいなと思う」

東京での経験を生かして地元に恩返しをしたい… 二十歳の挑戦は始まったばかりです。