■プロ野球 中日2ー8阪神 (5日 バンテリンドーム)

阪神は今季6度目の4連勝で優勝マジックを14とした。73勝44敗4分で今季最多の貯金29。

近本は3日・ヤクルト戦で右脇腹に死球を受けたベンチ外。森下を1番センター、ミエセスを3番ライト、ノイジーを6番レフトに入れるオーダーを組んだ。

1回に森下がヒット、中野が右中間を深々と破るタイムリースリーベースで先制。ミエセスは三ゴロも大山と佐藤輝の連続四球で1死満塁に。ノイジーのセカンドゴロを村松が後逸し1点、続く坂本がセンターへ犠飛を放ち初回に3点を先制する。

西勇は今季16度目の登板で試合前まで5勝5敗、防御率4.32。1回2死から細川にツーベースも石川昂を右飛に打ち取る。

西勇は2回1死から宇佐見とビシエドに連打で一・二塁も村松を空振り三振、涌井の代打・加藤翔を二ゴロに仕留めた。

打線は3回に2番手・上田に対して大山の四球、佐藤輝のヒットで無死一・二塁に。ノイジーがライトオーバーのタイムリーツーベース、坂本は凡退も1死二・三塁から木浪がセンターへ犠飛を上げ、5ー0とした。

西勇は3回に大島へのツーベースから1死三塁とし細川に犠飛を打たれ1ー5となる。

直後の4回の攻撃で先頭・森下がヒット、中野の犠打で1死二塁に。ミエセスは中飛、大山は3打席連続四球で2死一・二塁から佐藤輝がライトへの2点タイムリースリーベース、ノイジーがレフトへタイムリーを打ち返し、8ー1と大量リードを奪った。

西勇は6回に先頭・細川に中間スタンド中段へ21号ソロを放り込まれ、8ー2となる。

西勇は7回を投げ91球、8安打、無四死球の2失点(自責2)で降板。

8回は浜地が先頭・岡林にヒットも細川、石川昂、カリステが抑える。9回はブルワーが走者を出すも無失点に抑えた。

西勇は6月27日・中日戦以来の6勝目(5敗)を挙げた。