8月、高知工科大学の研究用のサーバーに不正なアクセスがあり、教職員などのメールアドレスが漏えいしたおそれがあることが分かりました。

高知工科大学によりますと8月13日、研究用サーバーへの不正なアクセスが検知され、教職員およそ70人分の業務用アカウントが不正に利用されていたことが判明したということです。その後、調査を進めたところ8月7日以降、他のサーバーへも不正なアクセスがあり、退職者を含む教職員や大学に求人を出した実績がある企業や団体のメールアドレス合わせておよそ1800人分が漏えいしたおそれがあるということです。

また、学生の個人情報や課題の評価なども一時的に参照できる状態になったということですが、これまでに情報を悪用した被害などは確認されていないということです。

大学は「関係者のみなさまに多大なご迷惑をおかけして申し訳ない。今回の事態を重く受け止め情報セキュリティ対策を再点検し、より一層強化する」とコメントしています。