岩手県紫波町で今年収穫されたコメの検査が始まり、5日、主力品種のもち米「ヒメノモチ」の検査が行われました。

紫波町のJAいわて中央の倉庫に5日、職員や生産者などが集まり、コメの検査を行いました。
倉庫に集められたのは、紫波町で収穫されたもち米の主力品種「ヒメノモチ」、およそ30トンです。
検査員は袋からサンプルを取り出して、形や色、害虫による被害がないかを丁寧に確認していました。
JAいわて中央管内では、5月中旬に気温が低く推移し、7月以降は一転して高温が続いたため、もち米も含めた米の品質への影響が懸念されましたが、5日に検査を受けたヒメノモチは全て最高品質の一等米でした。
管内のコメの収穫量は去年とほぼ同じおよそ2万トンを見込んでいます。