楽しみながら防災について学ぶイベントが南国市で開かれました。出店するキッチンカーは“訓練の一環”です。
「防災秋まつり」は、訪れた人に防災への意識を高めてもらおうと、今年1月に発足した県防災キッチンカー協会が初めて開催しました。会場では、消防車の放水やショベルカーの操作などが体験でき、訪れた人は楽しみながら防災について学んでいました。また、キッチンカーも用意されました。協会では、災害時にキッチンカーで被災地へ行き炊き出しを行うことにしていて、こうしたイベントでの出店も“訓練”になるといいます。
▼高知県防災キッチンカー協会 宮本高憲会長
「地域の防災活動、復興支援、減災に向けての活動ということで、祭りを通して少しでも(防災を)考えるきっかけになっていただけたら」
協会では今後、自治体が備蓄する賞味期限が近い非常食をイベントで提供し「ローリングストック」につなげるなど、自治体との連携を強めていきたいとしています。














