2032年夏季オリンピック開催地に決まっているオーストラリア東部ブリスベンで2日、日本の食や文化を紹介する大規模な日本祭りが開かれ、1万人を超える来場者で賑わいました。
「祭りブリスベン」と名付けられたこのイベント。日系の永住者の組織が主催したもので、今年で4回目の開催となります。
記者
「こちらは祭りブリスベンのたこ焼きの屋台です。このように長蛇の列ができ、1時間以上の待ちだということです」
来場者
「とってもおいしいね」
「まだ食べていないわ。70分待ったのよ」
郊外の学校敷地内の会場には、およそ70の屋台やブースが並び、日本各地のプロモーションや、武道のパフォーマンスなどが行われ、市民ら1万人以上が集まりました。
2032年の夏季オリンピック開催地に決まっているブリスベン。JNNのインタビューに応じた市長は、東京オリンピックから多くのことを学びたいと語りました。
エイドリアン・シュリナー ブリスベン市長
「東京は五輪開催地として素晴らしい仕事をしました。私たちは東京の経験から多くのことを学ばなければなりません。(Q.あと9年ですね?)たったの9年後の開催です」
在ブリスベン日本総領事館 胡摩窪淳志 総領事
「特に最近はやはりオーストラリア人が日本に行って、日本の文化により親しんで、この相互作用が今やっと活性化してきたかなと」
イベント主催者「ブリスベン青年団」ヒンツ容子さん
「これだけの規模の運営をボランティアでするので、大変なことはいっぱいあるんですけど、いつもこれだけの人たちが喜んでいただけるというので、やって良かったなと」
人口10万人当たりの日本語学習者数が世界一というオーストラリア。主催者は、こうしたイベントを今後も開催して、特に若い世代に日本の良さを知ってもらいたいとしています。
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