西村康稔経済産業大臣が2日、岩手県宮古市を訪れ福島第一原発の処理水の海洋放出などについて岩手県県漁連の大井誠治会長と意見交換を行いました。
宮古市魚市場を訪れた西村大臣は県漁連の大井会長との意見交換の前に次のように語りました。
(西村経済産業大臣)
「風評やフェイク(ニュース)に負けないという強い決意で水産をしっかり応援していきたい」
西村大臣はこのあと、県漁連の大井会長らと宮古市がブランド化に力を注ぐトラウトサーモンの刺身などを試食しました。そのあとは、魚市場を視察し底引き網でとれたばかりのタラやスルメイカなどを見学しました。西村大臣と意見交換を行った県漁連の大井会長は次のように話しました。
(大井誠治県漁連会長)
「大臣は漁業者が困らないように補償をきちっとやるからとはっきり言ったから
それを実行してもらいたい」
水産物の風評被害が出た場合の補償などについて西村大臣は「週明けにも追加対策をまとめたい」としています。