犬のほうが熱中症になりやすいのか?

犬も、人間と同様に熱中症になると、おう吐や筋肉のけいれん、発作、そして最悪の場合、死に至ることもあります。

環境省によれば、地面からの高さによって感じる暑さには差があり、仮に気温が32℃の場合、犬の頭部の位置では36℃以上になることがあり、人よりも犬のほうが、より暑さを感じているといいます。

チェルシーアニマルクリニック 小池博行院長:
「やっぱり動物のほうが圧倒的に(熱中症に)なりやすいのかなと考えております」

このクリニックでは、8月は1日に2、3件、熱中症の症状がある犬が来院したとのことです。

チェルシーアニマルクリニック 小池博行院長:「一番のピークはやはり、7月8月だと思います。ただ、4月5月も暑い時期はありましたので、その時に熱中症になってこられた方もおられました」

地面に近いほど気温が高いため、犬と人の気温の感じ方には大きな差が…。

人にとっては快適な気温でも、犬にとっては危険な気温の場合があり、これからの季節も犬の熱中症に注意が必要です。