およそ190件の不適切な事務処理をしたとして、名取市は20代の男性職員を停職3か月の懲戒処分としました。

停職3か月の懲戒処分を受けたのは、名取市健康福祉部の20代の男性職員です。市によりますと、男性職員は2021年4月から2023年1月にかけて、支払事務の遅れを隠ぺいするために伝票処理自体を取り消したり、市民から申請があった助成金や補助金の申請処理について、長期間にわたり未処理のまま放置したりするなど、あわせて187件不適切な事務処理をしたということです。市は、すでに伝票処理が取り消された業者や、助成金や補助金を申請していた市民らに対しての支払いは済ませたとしています。市は「再発防止に努め、市民の皆様の信頼を回復するよう取り組む。」とコメントしています。