聞こえているのは青森県鰺ヶ沢町で4年に一度開かれる「白八幡宮大祭」のお囃子です。大祭は新型コロナの影響や大雨被害などで2017年を最後に開催されていません。次のまつりは2025年。保存と継承に向けて町の人たちが取り組んでいます。
鰺ヶ沢町の中心部にある集会所です。田中町町内会大祭実行委員会のメンバーたちが白八幡宮大祭の神輿行列や各町内で製作した山車が巡幸するときに奏でるお囃子の練習をしています。白八幡宮大祭は日本海で物流を支えた北前船によって伝わったとされ1677年に始まり約350年の歴史があり「津軽の京祭り」とも称される4年に一度開催される祭りです。
しかし、新型コロナの影響や2022年8月の大雨被害などで2017年を最後に中止が続いています。次は2025年となるため継承が厳しくなるといった声も出はじめていました。
田中町町内会大祭実行委員会 柴田良材代表
「少子高齢化で子どもたちも少ないし、いろんな感じで集めてきている。田中町は絶対に出します。やり続けます。先代から受け継いだものを後世に引き継いでいきます」
こうした思いを受け、大祭文化保存会や町の教育委員会は、町でのイベントでお囃子や山車を披露する場を設けることにしました。これに向けた練習会ではベテランのメンバーたちが鉦をたたくタイミングや姿勢など指導。子どもたちも本番に向けて完成度を高めていきます。
参加者の長内柚杏さん
「たくさんの人がいても恥ずかしがらないで大きな声で言えるようにがんばりたい」
参加者の五十嵐七海さん
「声を出したり真ん中を叩くように練習する」
伝統あるまつりの継承へ。その取り組みの成果が2日のイベントで披露されます。














