サッカー日本一を決める天皇杯は30日に準々決勝が行われ、アルビレックス新潟は川崎フロンターレにPK戦の末に敗れ、クラブ史上初の準決勝進出はなりませんでした。
川崎に押し込まれるアルビは前半30分、相手のパスをカットすると、ボールを受けたFW谷口海斗がドリブルで仕掛けてシュート!これが決まってアルビが先制します。
しかし、前半終了直前にアクシデント。ゴールを決めた谷口が相手選手と接触し負傷交代となります。
後半も川崎に押し込まれる時間が長くなりますが、なんとか耐えるアルビ。
しかし後半2➁分、川崎MF家長昭博のクロスにMF瀬古樹が合わせて同点に追いつかれました。その後も互いに攻め続けましたが得点を奪えず、延長戦に。
そして延長後半3分、途中出場の川崎FW山田新に決められ勝ち越しを許します。
それでも最後まであきらめなかったアルビ。試合終了直前、MF三戸舜介のクロスに頭で合わせたのは、120分間走り続けたDF早川史哉でした。劇的な同点ゴールでPK戦に入ります。
PK戦は、アルビ3人目のMFダニーロ ゴメスと5人目のMF高宇洋が惜しくも止められて3対4。GK阿部航斗が川崎の5人目FW山田のシュートを止めたものの、あと一歩及びませんでした。