がん検診の普及に向け専門学校生のイラストがデザインされた検診車が登場しました。

県総合保健協会では、がん検診の普及に向け専門学校生から募集したイラストを検診車にプリントする取り組みを行っていて、30日は優秀な作品を制作した3人が表彰されました。

このうち最優秀賞の川島一彩(かわしま・ひいろ)さんのイラストは実際に検診車にプリントされました。

デザインされているのは、「がんになりにくい」と言われているクジラです。



■最優秀賞川島一彩(かわしま・ひいろ)さん(龍馬デザイン・ビューティ専門学校グラフィックデザイン学科2年)
「『検診を受けてほしい』という思いを込めて作った。(受診する)きっかけづくりになれたら」

イラストを制作した川島一彩さん


協会と県は「がん検診受診率50%」を目指していますが、目標数値を超えているのは5つの項目のうち(2021年度は)肺がんと乳がん検診のみで、県は、「イラストが目立つ検診車を積極的に活用してほしい」としています。