青森市では29日、台湾向け食品の商談会が開かれました。処理水放出の影響が懸念されますが、台湾のバイヤーからは水産物の安全性に対する冷静な意見があがりました。

商談会は県が年に複数回開催していて、29日は青森市の会場で農産加工品や水産加工品などを扱う県内の13社が参加し、台湾から訪れたバイヤー5社に自社の商品をPRしました。
福島第一原発の処理水の放出により、日本から輸出する水産物は中国が全面的に輸入を停止しているほか、香港も一部の地域からの輸入を制限しています。

県内の水産業への影響も懸念されていますが、台湾のバイヤーからは客観的に安全性を見極める声があがりました

※台湾のバイヤー
「いま話題になっていますが、まだ始まったばかりでどういう状態か分からないので静かに見ている。台湾でも日本の水産物には大変関心を持っているので、今後どのように対応していくのか引き続き注目していく」

県は香港向けの食品輸出商談会も年度内に開催する予定ですが、今後、香港政府の輸入制限措置を注視して開催を慎重に判断するとしています。