国の財政状況について理解を深めてもらおうと高知市で講演会が開かれました。
講演会は毎年この時期に全国各地で開かれていて、高知での開催は6年ぶりです。地域で活躍する経済界の人たちを対象にしていて、財務省の尾崎輝宏(おざきてるひろ)主計官が講師として登壇し、国の財政状況や今後の課題などについて語りました。
この中で県内観光について外国人旅行客=インバウンドは、台湾からの国際チャーター便が就航したことなどから回復傾向にあるということですが、地域の努力も必要になってくるといいます。
(財務省主計局 尾崎輝宏 主計官)
「わが国が持続可能な社会であるべきだと思う。短時間的でなく中長期的に世代を超えた形での視点をぜひ持っていただきたい。予算は非常に密接にいろんな皆さま方の生活に密着しているもの。財務省が予算を適当にしてくれればいいということではなく国民の皆様に直結する問題だと思う」
担当者は今後も講演会を続け、財政を知ることで課題を考えるきっかけにしてほしいと話していました。














