新型コロナワクチン接種の対象が9月から子どもを含む幅広い世代に広げられることを受け、濵田知事は全国知事会を代表して国に対しワクチンの確保などを求める緊急提言を行いました。
9月20日からオミクロン株の派生型に対応した新型コロナワクチンの接種が始まります。国は接種の対象を生後6か月以上の全ての人に広げることを決めていますが、配分されるワクチンの総量は2400万回分で、去年の接種実績の半分にも満たないことから、ワクチンの不足が懸念されています。
このため全国知事会でワクチンチームのリーダーを務める濵田知事は、国に対し・十分なワクチンを確保し、追加の配送スケジュールを示すこと・努力義務を課せられている人以外も接種を検討できるよう効果や安全性について情報発信することなどを緊急提言しました。
(濵田省司 知事)
「(ワクチンが)さらに必要となれば速やかに検討して、調達の計画を立て配送の計画も立てて、自治体に速やかに連絡させていただくつもりであるとそういう回答は(国から)いただいた」
県は今後、9月20日以降必要度が高いところや要望があるところからスムーズに接種できるよう各市町村に求めていく方針です。














