高知市の中学校でひと足早く始業式が行われ、イベントが盛りだくさんの2学期のスタートに生徒たちは胸を躍らせていました。

高知市では今年度、授業時間数に余裕を持たせるなどの目的から8つの公立中学校と1つの義務教育学校で2学期のスタートを早めています。

このうち大津中学校では、29日始業式が行われ須内康雄校長がおよそ230人の生徒を前に「2学期はイベントも多くさまざまな学びのチャンスがある。表面上の楽しさだけではなく中身のある楽しさを感じてほしい」とあいさつしました。

およそ1か月間の長かった夏休み。生徒たちは部活動に励んだり、宿題を早めに済ませたりとそれぞれに充実した過ごし方ができたようです。

(生徒)
「(夏休みの)大会は負けたけどみんなで協力できた」
「宿題は点検があったので早めに終わらせた」
「お盆のあたりに兄が帰ってきたときが一番楽しかった。文化祭の合唱コンクールでピアノを弾くので頑張りたい」
「(部活が)とてもハードだったけど、その中でも楽しかったり協力したりした。新チームになってランニングの量が2本増えたのがきつかった」
「英語がとても苦手なので頑張りたい」

文化祭や修学旅行などイベントが盛りだくさんの2学期。生徒たちは勉強を頑張りながら目いっぱい楽しもうと気持ちを新たにしていました。

県内の多くの小中学校では9月1日に始業式が行われます。