新潟県美術展覧会“県展”の審査員を務めた作家の日本画や工芸品を集めた作品展が、新潟市の美術館で開かれています。

新潟市中央区の知足美術館で開かれているのは、新潟県内最大の公募展“県展”の審査員を務めた作家の作品展です。収蔵する日本画、洋画、彫刻、工芸品60点が展示されています。

新潟県長岡市出身の大矢紀さんの日本画「富士乃山(ふじのやま)」。秋から冬にかけての富士山が周囲の木々や湖によって引き立ちます。

また、佐渡市出身の人間国宝・三浦小平二さんの「青磁香炉象」は、青の美しさと色の深さが際立っています。
【知足美術館 木村直広さん】
「県展はすごく歴史が長い公募展ですので、その審査員をした先生方の作品は見応えがありますので、是非、県民に見てもらいたい」
県展の審査員を務めた作家による作品展は9月末まで開かれています。
