4年に一度、開催されるバスケットボール男子ワールドカップ。日本代表が歴史的勝利です。きのう(27日)沖縄で行われた第2戦で格上・フィンランドに対し逆転勝ちを収めました。世界大会での勝利は17年ぶりです。
25日に華々しく開幕したバスケットボールワールドカップ。日本代表には三木町出身でNBAフェニックス・サンズ所属の渡邊雄太も選ばれています。
沖縄で行われたグループステージ初戦では、ドイツと対戦。右足首を痛めながら出場する渡邊も奮闘しましたが、63対81と惜しくも敗れていました。予選突破に向け後の無い日本。2戦目の相手は世界ランキング24位のフィンランドです。渡邊もスターティングメンバーに選ばれ、果敢に攻撃を仕掛けますが…高さで上回るフィンランドの圧力で思うような攻撃ができません。追い上げたい日本は後半、3ポイントラインから馬場がシュート!
第3クオーターラストでスリーを決め10点差に、日本に流れを引き寄せます。最後の10分間。輝いたのは若き司令塔・河村勇輝でした。鋭いドライブで相手のファールをもらうと、きっちりワンスローを決め逆転!その後も河村の正確無比なスリーなどで日本代表が突き放します。そして、歓喜の瞬間が…。
地元の声援を背に最大18点差をひっくり返した日本代表。世界大会での勝利は17年ぶり、ヨーロッパ勢にはW杯で初白星という歴史的な勝利です。
通算1勝1敗となった日本代表、次の試合はあす29日オーストラリアと戦い、2次リーグ進出を目指します。