B1リーグ復帰を目指すプロバスケットチーム『新潟アルビレックスBB』のメンバーが28日、10月のシーズン開幕を前に意気込みを語りました。
新しいユニフォームに身を包んだ12人の選手たちと共に登壇した新潟プロバスケットボールの川上明社長は「B1昇格を目指して戦うシーズンだということを改めて強く思っております」と力強く語りました。

昨シーズンは13勝47敗に終わり、2部のB2へ降格した「新潟アルビレックスBB」にとって、来シーズンは最短でのB1復帰を目指す勝負のシーズンとなります。
チームスローガン『The Power』を掲げ、「チームに力を。ブースターの力を。選手に力を。」と誓う新生チームには、NBAの「ロサンゼルス・レイカーズ」でアシスタントコーチの経験を持つケイシー・オーウェンズ氏がヘッドコーチに就任。

2年ぶりに新潟に帰ってきた村上市出身の大矢孝太郎選手がキャプテンとなり、新発田市出身で仙台89ERSから今年移籍した副キャプテン・田中成也選手と共にチームをまとめます。
【新キャプテン 大矢孝太郎 選手】
「B1に最短で戻るというチームの目標がある中で、B2リーグは年々レベルが上がってきていて、とても厳しい戦いになるとは思いますが、チーム一丸となって最後まで戦い抜きたいと思います」

2026年にできる新たなカテゴリー『Bリーグプレミア』への参入を目指すにあたり、売り上げ・観客動員数・アリーナの基準などの課題も多い中で、新潟アルビレックスBBが今シーズンに力を入れるのが「子どもが楽しい会場づくり」です。
選手に近い最前列の席にキッズシートを設けるほか、会場の3階席を全席自由席にして小学生以下を無料とします。
【新潟プロバスケットボール 川上明 社長】
「子どもへの期待も大きいですし、バスケットボールを始めていただいて、大人になっていく、また見に来てくださる、そういったことを一つの足掛かりに、スタート地点にしたい」

開幕戦は10月17・18日。
ホームのアオーレ長岡で、埼玉の越谷アルファーズを迎え撃ちます。
