女子サッカー「2023-24 WEリーグカップ」が開幕し、アルビレックス新潟レディースは27日、ホームでちふれASエルフェン埼玉と対戦。FW道上彩花のハットトリックなど、4対1で快勝しました。

リーグ戦の開幕に先立って行われる「WEリーグカップ」。
アルビレックス新潟レディースは大宮アルディージャVENTUS、ちふれASエルフェン埼玉、日テレ・東京ヴェルディベレーザ、AC長野パルセイロ・レディース、INAC神戸レオネッサと同じグループBで戦います。

27日にホーム・新潟市陸上競技場で行われたグループリーグ第1節の相手は、昨季のリーグ戦で最下位だった埼玉。
今季から新たにアルビレディースの指揮を執る橋川和晃監督はこの試合、今季新加入のFW川澄奈穂美、MF杉田亜未、MF石田千尋の3人をそろって先発に選びました。

アルビレックス新潟レディースの試合開始時のフォーメーション

試合は前半19分、MF石田からの後方からの浮き球にMF杉田がダイレクトボレーで合わせますが、決めることができません。
それでも25分、DF白井ひめ乃のパスに抜け出したFW石淵萌実がキーパーをかわしてシュート決め先制点を奪います。
さらに34分にはMF石田からのパスを受けたFW道上彩花がペナルティーエリア内で倒されPKを獲得すると、これをきっちりと沈めて追加点。その後1点を返されますが、2対1とリードして前半を折り返します。

後半もアルビレディースの攻撃が冴えました。
後半7分にはFW道上とMF石淵の長いパス交換から、最後はFW道上が決めてこの日2点目。FW道上は後半21分にもコーナーキックを頭で合わせて得点し、ハットトリックを達成します。
その後も攻め続けたアルビレディースは4対1で埼玉に快勝!新シーズン、幸先の良いスタートを切りました。