岩手県矢巾町は26日、県知事選挙の投票受け付け事務を誤り、有権者2人にそれぞれ2回投票させていたと発表しました。

ミスがあったのは矢巾町役場の町民ホールに開設された期日前投票所です。矢巾町選挙管理委員会によりますと、今月18日にそれぞれ知事選の期日前投票を済ませた有権者2人が26日午前10時ごろ、県議選の期日前投票のためにこの投票所を訪れた際、確認用のパソコンの端末に知事選は投票済みであることを注意喚起するメッセージが表示されたにも関わらず、これを見落として誤って知事選の投票用紙をもう一度交付したということです。投票用紙を二重交付された有権者2人はそのまま投票を行いましたが、用紙の特定ができないことから有効票として扱われます。矢巾町選挙管理委員会は「選挙事務の信頼性を損なうことになってしまい深くお詫び申し上げます。再発防止に向けた取り組みを徹底してまいります」とコメントしています。