この夏も甲子園を沸かせた仙台育英学園高校・野球部。準優勝を称える声が続いています。チームは24日、地元宮城に戻ったばかりですが、25日、須江航監督はtbcテレビのNスタみやぎに生出演し、今の心境を語ってくれました。その中で須江監督の教育者としての素顔が見えてきました。
野球がうまくなるだけの高校3年間って薄っぺらい
玉置佑規アナウンサー:
監督は、人間力なくして競技力向上なしというふうに、常々おっしゃっていますけども、仙台育英の選手たちも、みんながみんなプロの選手を目指すというわけではないと思うんですが、野球部の子供たちにどういったことに重きを置いて教えてらっしゃったんでしょうか?

仙台育英 須江航監督:
やっぱり野球がうまくなるだけの高校3年間、言い方が厳しいかもしれないすけど薄っぺらいなって。やっぱり野球で学ぶことがとても大切なので、この3年間、自分が野球がうまくなった以外に何が見つけられたかなということは、入学の時から常々話しています。
玉置アナウンサー:
その学びというのを、仙台育英の野球部は大切にしているそうですね。
須江監督:
成功から学べることも多いんですけど、多くは失敗や負けたことから学ぶことが多いので、本当に最後に良い学びをもらったと思いますね。