「しなねさま」の愛称で親しまれるしなね祭が24日、高知県高知市の土佐神社で始まり、思い思いの時間を楽しむ人の姿であふれていました。

24日高知市の土佐神社で始まったしなね祭。土佐の三大祭りのひとつと言われ、400年以上前から行われていて、古くから親しまれてきた祭りです。今年は4年ぶりの通常開催となり、出店では、家族連れや浴衣を着た子どもたちが楽しむ姿であふれていました。

しなね祭といえば「かがり火」。松明をかがり火にかざして持ち帰るとご利益があるとされていて、訪れた人は無病息災などの祈りを込めながら、松明に火をかざしていました。

▼土佐神社 小笠原貴紀 宮司
「やっと通常開催で奉納やみこしの巡行も行うことができ大変うれしく思っている。しなねさまは一番よい吉日なのでぜひ心静めてしっかりお参りいただければ」

しなね祭は、25日午後6時ごろまで行われ、午後4時ごろからは4年ぶりにみこしの巡行も行われる予定です。