渇水や高温の影響が心配される中、新潟県上越市では早生品種「つきあかり」の品質検査が行われました。検査の結果、高温の影響で例年より実が痩せているものの、一等米比率は平年並みでした。

「つきあかり」は冷めても食味が落ちず粒が大きいのが特徴で、新米をより早く出荷できることからJAえちご上越が生産に力をいれています。

およそ1万800キロの新米の品質は…
【検査結果発表】「一等米の比率がおよそですが、61%」

61.1パーセントという一等米比率は平年並みだということです。

早生品種のため出穂期の水不足を避けられた稲が多く、渇水の被害は少なかったということですが、高温の影響で例年より実が痩せているということです。

【インタJAえちご上越 岩崎健二 常務理事】「異常気象の中でのコメ作りで大変苦労はありましたが、おいしいコメに仕上げるように今も農家ともども一体で努力しています、これから届くお米についてはぜひ安心しておいしいおコメを待ち望んでいただければ幸いです」

24日に検査された新米は今週末に関東のスーパーで販売されるということです。