岡山市中区の就実大学が、教育学部から教育心理学科を切り離し、新たに「心理学部」を設置することを検討していると発表しました。
就実大学は、きょう(24日)の会見で、2025年4月に心理学部の設置を目指していることを明らかにしました。これまでは教育学部に教育心理学科がありましたが、AIが発展を続ける社会の中で、心理学に基づいた対人スキルの重要性などが今後増してくるとして、より幅広く心理学を学べるようにという狙いです。これに伴い教育学部は、教員の養成を目指す教育学科のみに組織変更されます。
(就実大学 桑原和美学長)「これから社会がどんどん変わっていく中で、柔軟に対応できる人材になってほしいと思っています」
就実大学は教員の構成や定員などを固め、10月ごろから、文部科学省による新しい学部設置の審査を受けるということです。