厚生労働省は、マイナンバーと健康保険証の情報がひも付けられていないケースがおよそ77万人分に上るという調査結果を発表しました。

マイナンバーと保険証の情報がひも付いていない場合、「マイナ保険証」を持っていても利用できないため、厚労省は今月16日、健康保険組合などにひも付けの状況を調査するよう求めていました。

その結果、会社員やその家族らが加入する健康保険組合などで合わせて77万人分のひも付けが行われていないことがわかりました。

加入者や事業者が健康保険組合などにマイナンバーを提出していないことが主な理由だとしています。

厚労省は、ひも付けられていない人に通知をした上でマイナンバーの提出を促し、「マイナ総点検」の期限である11月末までをめどに、ひも付けられていないケースを解消したいとしています。