2021年に発生した地滑りにより仮設道路での通行が続いている岩手県西和賀町の国道107号線で復旧のためのトンネル工事が23日、本格的に始まりました。
23日は県や町、工事関係者約100人が参加し現地で安全祈願祭が行われ、鍬入れをして工事の安全を祈りました。西和賀町大石地区の国道107号線は2021年5月、広範囲な地滑りが確認されて通行止めとなり2022年11月には迂回する仮設の橋での通行が始まりました。トンネル工事は本復旧として約130億円かけて行われるもので現地の北側に片側1車線およそ1460メートルのトンネルが作られます。トンネル工事は2026年度に完了する予定です。