大分市と大分空港を結ぶホーバークラフト。導入される3隻のうち、最初の1隻が24日に県内に到着する予定であることが発表されました。
佐藤知事は定例会見で、イギリスから移送されているホーバークラフトの1号艇が24日夕方、大分港に到着する見通しであることを明らかにしました。

県によりますと、1号艇は到着後、国交省の検査を経て、9月中旬に県に引き渡す予定ということです。試験中に船の部品が破損するトラブルがあり、納入は2か月遅れとなります。
(糸永記者)「ホーバー発着地点のひとつ西大分では、船が入る艇庫の外観やターミナル棟のなだからな屋根が見えていて、着々と工事が進められています」
一方、発着地の大分市西大分地区と大分空港では、利用客を迎え入れるターミナルが整備されます。7月末時点で西大分側がおよそ7割、大分空港側がおよそ4割工事が進んでいて、いずれも12月中に完成する見通しです。

ホーバーの運航開始時期について県は予定通り年度内を目指しています。
(佐藤知事)「到着も遅れたということで、何より安全の確保を第一にして、県民のみなさんにしっかり使っていただけるように準備していく」
残る2隻については、2号艇が11月下旬、3号艇が来年1月中旬に納入される予定となっています。
