韓国では猛暑が続く一方、大雨などによる災害も激甚化しています。気候変動に対する危機感が広がる中、特産品の果物の栽培にも変化が起きています。
先月、2週間で770ミリを超える記録的な大雨が降った韓国。土砂崩れなどによってあわせて47人が亡くなる大きな被害が発生しました。南東部の慶尚北道では…
記者
「醴泉郡の大雨で土砂崩れが起きた現場です。岩や電信柱が横たわっていて、倒壊した家もそのまま残っています」
住民
「家を出ると水が漢江みたいに流れ、家のように大きい石がコロコロと下って行った。こんな大変なことが起きたのは初めてだ」
今回この地域では、雨による「土砂災害警戒区域」以外の場所で土砂崩れが多発。予想以上の大きな被害が出ました。
そして、異変は海でも起きています。こちらは韓国東側の日本海沿岸に現れたサメ。今年、これまでにないほど目撃情報が相次いでいます。韓国の専門家は海水温の上昇によってサメが北上してきたと分析しています。
こうした中、韓国政府は…
「リンゴは今後、栽培可能な土地が急激に減っていき、2070年代には一部地域だけで栽培が可能になると予想される」(去年2月発表)
気候変動による果物生産への影響を予測しています。
韓国国内の6割ほどのリンゴを生産する慶尚北道では、2070年代には栽培できる土地が消滅するおそれもあるのです。衝撃的な予測に自治体の担当者は…
慶尚北道庁 ソ・ジミョン チーム長
「気候が変わるにつれて、栽培する作物も徐々にかえなければなりません」
そこで注目されているのが、より温暖な地域の作物です。
農家
「実を結ぶ作業です。並行して実を間引く作業もやっています」
こちらの農園では一部の畑をミカン栽培に転用。南の島・済州島の特産品「ハルラボン」をつくっています。
農家
「リンゴは気温が上がると品質が下がる。かえて良かったと思います」
また、同じ慶尚北道の別の農園では、花の生産から熱帯地域が原産のマンゴーに切り替えようとしています。
別の農家
「私たちがやってみないと次の世代の手本になりません」
災害の激甚化に気温上昇と大きな変化が起きている韓国。対応するための模索が続きます。
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