こどもたちが日常生活をテーマに描いた作品およそ1000点を紹介する「高山辰雄ジュニア美術展」が大分市の県立美術館で開かれています。

今回で41回目となる「高山辰雄賞ジュニア美術展」には県内の保育園児から高校生までの作品およそ8万点が寄せられました。会場にはこのうち、最高賞にあたる優賞を獲得した12点と「推奨」に選ばれたあわせて1000点が展示されています。

最高賞にあたる優賞に選ばれた滝尾中学校年3年生吉田はるかさんの「雨滴」という作品は、雨の降る中、助手席からみえる夜の街を描いたものでフロントガラスを流れる雨粒が写実的に描いています。

こどもたちの感性豊かな作品を鑑賞できるこの企画展は8月27日まで大分市の県立美術館で行われています。